2014年05月04日

韓国で相次ぐ事故 政府の安全対策などに批判

韓国で、客船の沈没事故に続いて地下鉄事故も起きたことで、政府などに対する批判の声が高まっています。朴槿恵(パク・クネ)大統領の支持率も急落しています。

2日にソウルの地下鉄で起きた追突事故の原因について、ソウル市は3日、駅手前に設置された信号機2つが故障し、「停止」ではなく「進行」のシグナルを表示したため、後続の電車が追突したと発表しました。客船沈没事故に続き、公共交通機関である地下鉄で200人以上がけがをする事故となりました。韓国の新聞各紙は、安全対策をおろそかにしてきた政府や韓国社会を批判する社説などを一斉に掲載しています。中央日報は、「セウォル号の惨事を契機に、先月28日から道路・航空・鉄道などを全面的に安全点検を行っている途中に地下鉄事故が発生した」として、政府の安全対策を批判しています。さらに、朝鮮日報は、「韓国社会は今なお、『目に見える成果』を過度に追求するため、巨額の費用を投じても、すぐに結果や利益が出ない安全対策はおろそかにしてきた」として、社会全体に安全軽視の風潮があると厳しく批判しました。客船沈没事故を受けて、朴大統領の支持率も急落しています。民間調査会社の韓国ギャラップが2日に発表した集計で支持率は48%で、2週間前に比べて11ポイント急落しています。救助活動や事故対策で政府の不手際が頻発した結果とみられています。

無駄遣い



Posted by patotaimu at 17:18│Comments(0)
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